みなさん、毎日、お風呂は入りますか?ほとんどの人が「入る」と答えるでしょう。お風呂と言えば、そう!『洗髪』です!毎日は入らない、毎日は洗髪しないという人もいるかもしれませんが、少なくとも2・3日に1度は洗髪をすることになると思います。

「髪のケアなんて何もしてないぜ!」という人であっても、確実に無意識に行っているのが洗髪なんですね。ただ洗うだけかもしれませんが、この洗髪のやり方だけでも、美髪になるかどうかに分かれる重要な部分でもあるんです。

まずはシャンプー。ボトルから手に出して、ダイレクトに頭にドンっと置いた瞬間、掻き毟るかのように必死に激しく洗うオジサンの姿が、なぜか今、頭に浮かんでいる私ですが…。幼い頃、父に連れて行ってもらっていた先頭でよく見た光景です。「そんな洗わんでも(笑)」と子供ながらに見てた洗髪風景…。これ、もちろんダメです。

そう言えば、母もそうだった。お転婆娘だった私は、よく両手を負傷しており、母に髪を洗ってもらっていました。ゴシゴシと痛いほどに、洗っていただいているというよりも、無理矢理に洗われているという表現がピッタリな洗髪でした。いいですか?洗髪に必死さや痛みは必要ありません!

まず、シャンプーをつける前に、お湯で1分ほどかけて、ゆっくりと流し洗いをしましょう。髪をしっかり濡らすことで、後のシャンプーがやりやすくなりますし、お湯だけでも表面の汚れは落ちてくれます。よく2度シャンプーする人がいますが、この事前洗いをすることで、シャンプーは1度で済むと思います。お風呂前に髪をクシでといておくと、この時点で埃なども取れ、更に良いですよ。

充分に髪を濡らしたら、シャンプーの出番です。充分に濡れている状態であれば、セミロングの人でも1プッシュ分くらいのシャンプーで充分なハズです。ドバドバ使ってしまいがちですが、量が大けりゃ汚れも落ちる!というわけでもないので、全体が泡立つ程度でOKですよ。

まず、頭に付ける前に、シャンプーを完全に泡にしてしまいましょう!泡で出るシャンプーボトルも良いですが、水で薄めた状態で何日も使うのは衛生的に気になりますし、毎回ボトルを洗って乾かしてを繰り返すのも面倒なので、洗顔用ネットがオススメです。シャンプー用にもう1つ用意しましょう。もちろん、手の平で泡立ててもOKです。

この泡で、優しく髪全体を包み込むようにし、泡を全体に馴染ませます。そして、頭皮を爪が立たないように、指の腹でマッサージするように洗います。余程のロングヘアーじゃなければ、頭皮を洗うだけで、自然に髪も洗えているんです。髪自体はさーっと馴染ませるように洗うだけでOKです。

シャンプーは髪よりも頭皮を洗うと思ってください。なので、シャンプーの原液のままだと毛穴に詰まってしまったり、洗い流しても流しきれていなかったりしてしまいます。頭皮がダメになると、良い髪も生えてきませんし、頭皮が詰まるとベタベタ髪の原因にもなってしまうので、泡で洗うようにしてみてくださいね。

洗い流すのは、洗髪時間よりも多く!たっぷりと洗い流してください。「もう大丈夫だろう」と思ったら、そこからプラス1分。慣れるまでは面倒ですが、これが結構重要なので、洗うよりも流す方を重要視して洗髪すると良いでしょう。頭皮にシャンプーを残さない!これが鉄則です。