Month12月 2016

ヘアカラー・ブリーチは期間をあけることを意識して!

私事ですが、私は常に髪を染めています。プリン(頭頂部分から地毛が生えて、染まっている部分との差が目立つ状態)になる前に、必ず染め直します。高校生の夏休み、初めて染めたあの日から…ずっとです。金髪から真っ黒まで、その時の気分で染め続けています。

何も考えていなかった高校生時代。夏休みは明るい茶髪に。学校が始まると黒に。そして冬休みには再び茶髪に。これを3年間繰り返したわけですが、みなさんも経験あるんじゃないかな?染まらないんですよね、これ。美容室ではなく、自分で染めるをモットーにしていた私は、逆プリンになることも多かったのです。

暗くした髪は、明るく染めようとしても中々染まらず、頭皮に近い部分(新たに生えている地毛)だけが綺麗に明るくなり、黒染めした部分は暗さを保たれたまま染まるんですよね。

そこで登場したのがブリーチ!ブリーチで1回髪の色を抜いてしまえば、どんな色でも綺麗に染まるのです♪これに気が付いた私は、染める前には必ずブリーチをするという、悪循環を繰り返すことになるわけです。これが超傷む!!本当にオススメしない…。

私の経験ですが、バシバシなんてもんじゃないレベルの傷みっぷりを発揮し、「ブラシなんてここを通ることあるの?」という程にもつれ、お風呂上りには1時間かけて髪を解き、ブラシが通ったところですぐにもつれる、魔のループを何年も過ごしていました。

まぁ、この頃、1か月に2回ブリーチして、その後染めるというのを、2・3か月置きにしていたので、当然なのですが…。ブリーチは傷む!これ、大声で言いたいです。本当に傷む。そういえば美容室で、「ブリーチは髪を傷めるだけなので、当店では実施できません」と言われたことがあります。それほどなのか…。

そんな私ですが、現在の髪色は…金髪です(笑)はい、そうです。ブリーチでガッチリと金髪です。来週にでもピンクブラウンに染めようかと思ってます。全然懲りてないと思ったでしょ?ですが、今の私の髪はバシバシじゃないですよ♪スルスルと指通りも滑らかな金髪です。(ここまで美髪にするのに数年かかりましたが…)

美髪になるには、他にも色々しないとダメなのですが、染めるという部分だけで言うと、ブリーチやヘアカラーをする時は『期間をあける』ということに注意してみましょう。ただこれだけです。私は過去、ブリーチをした次の日にまたブリーチをし、その次の日にはヘアカラーをしていたという奴なので、そこまで酷い人はいないと思いますが…。

ヘアカラーやブリーチの箱にも書いていますよね。2週間はあけるようにと。私はそんなの無視してましたが、これ、本当にあけた方が良いです。できれは、もう少しあけると良いかと思います。

現在、私はブリーチをした翌月に染めるという感じで、約1か月あけてのヘアカラーにしています。こうすることで、髪をブリーチしたり染めたことが原因で「あぁ傷んだなぁ」と思うことは、全くと言って無くなりました。本当にただ期間をあけるだけでも、全然変わります。

お仕事などで、金髪なんて絶対にダメだという方は、もうブリーチを諦めてください。ブリーチは本当に傷むので、連続でダメージを与え続ける状態になると、髪は本当にボロボロになっていきます。最近は、かなり明るい色でも、ブリーチなどで抜く事なく、染めれるようになっているそうです。どうしても明るい髪にしたいけど、期間をあけれない場合は、美容室で相談してみてくださいね。

汚れた髪は成長しない!洗髪できない時は『重曹』でキレイに

お風呂に入りたくても入れない時ってありますよね。高熱が出た時や入院中などの病気の時。腕を怪我したなどにより、自分で髪を洗うのが困難な時。災害などによる避難生活や停電・ガスが止まった時などなど。また、帰りが遅すぎた、明日が早すぎるなどの事情で入れないということも無いわけではないでしょう。

「そんな時でも髪は洗って欲しいんです!」なんて言っても、無理なものは無理ですよね。体であればタオルと水さえあれば、拭くことができるのでサッパリさせることも可能ですが、髪を洗うとなれば簡単な話でもない…と、思っていませんか?そんなことはないんですよ!

1度は見たことがあるのではないでしょうか?『水を使わないシャンプー』や『ドライシャンプー』などという商品は、ドラックストアなどのシャンプーコーナーにて、普通に販売されています。入院中にお風呂に入れないのを可哀想に思うご家族の方が、よく探し求めて購入することが多いようですが、一般的には馴染みは少ないような気がします。

そこで、わざわざ買わなくても、「今欲しい!」という時の為にも、家にあるもので代用できれば嬉しいですよね。そこでおススメなのが『重曹』です。キッチンの油汚れにも最適な重曹は、油を分解する働きが期待できます。ベタベタになった頭皮の皮脂をスッキリさせてくれるんです。

やり方は簡単。小さじ1ほどの重曹を頭皮に乗せ、マッサージするだけです。髪の汚れを落とすのではなく、頭皮のベタつきを落としてスッキリさせることが目的なので、髪に振りかけるのではなく、頭皮にかけるように注意してみてくださいね。あとは重曹を掃除機などで吸い取れば完了です。掃除機を使わなくても、手でしっかり振り落とすだけでも充分に落ちますよ。

重曹はお掃除に使うことが多いと思います。重曹を振り落とした場所をそのままお掃除すれば、無駄なく髪も部屋もキレイですよ。と言っても、そんな暇があればお風呂に入りますよね(笑)後々の掃除に再利用は可能なので、振り落とした重曹を集めて置いておくのも良いかもしれません。

また、ベビーパウダーも油を吸収してくれるので、代用品として使用することができます。ベビーパウダーは赤ちゃんに使うものなので、ほとんどの人のお肌にも問題なく使えると思いますし、重曹よりも粉が細かいので、頭皮を傷つける心配も少なくなります。ただ、少し振り落としにくいかと思います。

ちなみに、普段のお風呂のシャンプーを重曹に変えるもの良いですよ。ただ、水分を含めた重曹で髪を洗うと、ギシギシになってしまいます。そんな時はリンスの代わりのようにクエン酸を使ってみてくださいね。スルスルになりますよ♪

ただ、水分を含んでの重曹シャンプーは、毎日してしまうと頭皮への負担も大きくなってしまうので、週に1度と期間をあけたり、皮脂が気になる時だけにし、普段はいつものシャンプーを使うようにしてくださいね。

シャンプーを買わなくても重曹でOKというわけではなく、あくまでも髪を洗えない時の緊急処置という程度で、頭皮はある程度はスッキリしますが、洗髪した時のような爽快感などはありません。その点は勘違いしないようにしてくださいね。

髪は寝ている間に成長します。できるだけキレイな状態で眠ることが美髪への一歩になりますので、ベタベタ感の多い時はそのまま寝ずに、ドライシャンプーで頭皮だけでも清潔にしておきたいものです。

皮脂髪さんは1度試して欲しい!あま~い『砂糖』の効果

私たちが普段飲む清涼飲料水や炭酸飲料水、いわゆるジュースと呼ばれる飲み物は、砂糖の塊と言っても過言ではない程に砂糖が使われています。これとセットで楽しみたいスナック菓子には、これまた驚くほどの油が使われてます。この2種の組み合わせは、私たちを虜にするベストであり、知らず知らずにハマっている人も多いのではないでしょうか?

髪と関係のない話をしてしまいましたが、何が言いたいのかというと…、『砂糖と油はめちゃくちゃ仲良し』ということです。大好きなお菓子とジュースの組み合わせは、ものすごく太るんですよね。それは仲良しな砂糖と油のせいなんです。求め合う関係とでも言っておきましょうかね。どうやら、砂糖ちゃんが油くんを大好きな様子。この関係を利用して、髪でもあることが試せるんです。

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毎日、毎日、髪を洗っているのに、気がついたらベタ~っとした髪になってしまう、皮脂髪に悩んでいる人。酷い人なら朝に洗っても、昼にはベトベトになってしまうこともあるそうです。夜になれば「どうして髪が濡れているの?」と聞かれるほど、ベトベトになる人も。

「この人、お風呂に入ってないのでは?」というような不潔なイメージを持たれることもあり、改善したい悩みですが、『洗う』以外の改善策は残念ながらありません。とはいえ、1日に何度も何度も洗うことは難しいですよね。

そこで砂糖の登場です。普段のシャンプーの時、シャンプーに少量の砂糖を混ぜて、いつものように洗ってみてください。ある程度は頭の熱で溶けてしまうと思いますが、粒々感がある時は、頭皮に傷をつけないように優しく洗ってくださいね。

砂糖は油を吸収する働きがあります。毛穴に詰まった皮脂もしっかり吸収してくれるので、毛穴に皮脂が詰まってしまっているのが原因な場合、これで改善されることもありますよ。皮脂の取り過ぎも過剰分泌の原因になるので、週に1度くらいを目安に試してみてくださいね。

また、砂糖には水分を蓄え、保湿をするという働きも期待できます。頭皮の乾燥も髪に悪いですし、乾燥が皮脂の過剰分泌の原因になることもあります。更に、砂糖を混ぜたシャンプーで頭を洗うと、気になる臭いも改善されるんです。

砂糖なんか使うとベタベタするのでは?と思うかもしれませんが、お湯でしっかり洗い流せば大丈夫です。どちらにしてもシャンプーは洗うよりすすぐ方が大切なので、しっかり洗い流すことを心掛けてくださいね。

同時に洗顔にも効果的です。スクラブ効果もありますよ♪砂糖は食品なので、しっかり洗い流せば髪や体に悪い影響はありません。どこのご家庭にでもあるもので試せるのも嬉しいですよね。是非、試してみてください。

更に上級編もご紹介しておきます。シャンプー前の砂糖活用法です。砂糖とオリーブオイルを混ぜて、オリジナルスクラブを作ってみてください。これを乾いた頭皮にたっぷり塗って、砂糖が溶けるまで優しくマッサージをします。オリーブオイルはサラサラしたオイルなので、皮脂髪さんでも気にせずに使えますよ。ココナッツオイルでもOKです。

この方法はどちらかと言えば保湿狙いの方法。特に冬にオススメです。この場合は、後のシャンプーには砂糖は不要でしょう。こちらも週に1度くらいのペースでやってくださいね。

ノンシリコンが良いとは限らない!自分に合ったシャンプーとは

ここ数年で『ノンシリコンシャンプー』というのが多く出てきています。『シリコンが髪に悪いからノンシリコンの方が良い』という見解が多く見られました。それにより、多くの人がノンシリコンシャンプーを利用するようになったような気がします。

しかし、ノンシリコンシャンプーが良いとも言い切れません。実際、プロの美容師の方に聞いてみたところ、「その人による」という答えが返ってきました。つまり、ノンシリコンシャンプーではなく、シリコンが入っているシャンプーの方が合うという人も多いということです。

もっと言えば…、有名メーカーのシャンプー&リンスのボトルセットが千円前後で売られていることも多いですよね。ノンシリコンシャンプーはセットで売られていることはなく、シャンプー単体でも千円前後、高いものだと数千円ということもある商品です。どう考えても高い方が良いイメージになりますが、人によってはセットで千円のお求めやすいシャンプーの方が合っていることもあるんですね。

そもそも、シリコンとは何?という話になるのですが、大まかに言えば『髪を守ってくれる成分』です。髪の表面をコーティングし、シャンプー中にキューティクルが剥がれるのを防いでくれたり、手触りがよくなるようにしてくれる嬉しい成分なんです。ならば何故ダメだと言われるようになったのでしょう?

シリコンを含む、同類のいわゆるコーティング剤は、その名の通りコーティングしてしまうんですね。髪や頭皮の汚れを落とす目的で利用するハズのシャンプーですが、コーティングされてしまっているんです。いや、もちろん、汚れもしっかり落としてくれているとは思いますよ。

気になるのは頭皮に付いたシャンプーです。頭皮を指でマッサージするように洗う為、どんなに頑張っても確実に頭皮にシャンプーは付きます。言い方を変えれば、毛穴にシリコンを詰めてしまっているというわけです。コーティング目的のシリコンなどが、そう簡単に洗い流されるとも考えにくいものですよね。

つまり、シリコンなどのコーティング剤が入っているシャンプーを使っている場合、毛穴が詰まってしまうこともあり、健康な髪が生えてこない原因になったり、頭皮のベタつきの原因になることもあるんです。

なので、髪がベタつくなぁと思ったり、キシんで洗いにくいなどがなければ、シリコン入りのシャンプーを使っても問題はないんです。髪のベタつき、キシみなどがある場合、ノンシリコンシャンプーに変えると改善されるということも多いです。使ってみて、洗っている時はもちろんですが、乾いてからの髪や頭皮の様子を見て、どちらが合うのかを決めるべきですね。

また、シリコンやノンシリコンだけにこだわる必要もありません。アミノ酸シャンプーやオイルシャンプーなど、最近は様々なシャンプーがあります。例えば、髪のベタつきが気になっている人は、オイルシャンプーが良いと聞いても魅力的に感じませんよね?結局は自分に合ったものを見つけるしかないのです。

ノンシリコンやオイルシャンプーなど、少々お高めのシャンプーは、ドラックストアなどで見てみると、1回分100円前後でお試しできる商品が売っていることが多いです。全ての商品にあるわけではないのですが、いきなり千円以上使って失敗するのも辛いので、お試しがあるものを何個か使ってみて、様子を見ることをオススメします。

枝毛は自分で切ろう!でも、枝毛を切るのは枝毛を増やす行為?

髪を伸ばしていると増えてくる枝毛。髪の縺れや手触りの次に「傷んでるなぁ」と思うのが枝毛ではないでしょうか?枝毛は毛先が枝分かれするように避けてしまう状態。もちろん、髪にとって良いことなど1つもありません。

枝毛が毛根まで避け続けることはありません。多くの場合が途中で切れてしまうでしょう。つまり切れ毛の原因にもなります。毛先にまで栄養が行くこともなくなり、伸ばし続けるにも難しくなってしまいますし、1度枝毛になってしまった髪は元には戻りません。

枝毛以外に問題がない髪の場合、枝毛の部分(毛先1センチほど)を切れば、健康な髪になり、これから伸ばすにも最適な髪になりますよね。枝毛を切るというのは、結構知られていることでもあるので、髪の長い人は自分で切っているという人も多いのではないでしょうか?

もちろん、定期的に美容室に行って、毛先だけカットしてもらうのも良いかと思いますが、前髪カットと違って、毛先だけを切ったとしても通常カット料金を取られてしまいますよね…。なんだか勿体無い。枝毛だらけでどうしようもない時以外は、今まで通りに自分で切りましょう。

ただし!自分で枝毛を切る場合、切る道具には気をつけるようにしてくださいね。ハサミを使うことが多いと思いますが、切れ味の悪いハサミで切ると、目には見えないかと思いますが、スパッと切れていない場合もあるんです。

カミソリで削ぐように切る場合も同じです。1本1本ではなく、毛先をドバっと一気に切れるカミソリは、枝毛だけでなく通常のカットでも楽で良いですが、斜めに歯が滑って切れるということは、毛の断面も斜めになっているということですね。

ハサミでスパっと切れずに毛先がズレてしまっていたり、カミソリの様に斜めになってしまっていると、それだけ枝毛になりやすくなるということは想像つくかと思います。ピッタリ2枚の紙が引っ付いているのと、少しズレて引っ付いているのとでは、ズレている方が剥がしやすいですよね?そんな感じです。

枝毛を切るのは、カミソリでなくハサミを利用することをオススメすると同時に、使用前にはハサミの手入れをすることをオススメします。特に文房具として利用しているハサミは、気が付かないうちに切れ味が劣化していることが多いです。ハサミを研いで切れ味を良くしてから、枝毛をスパッと切るようにしましょう。

できるならば髪を切る専用のハサミを利用したいところですが、眉用などの小さいハサミでも大丈夫ですよ。ハサミを手入れする時、切れ味が良くなった状態のハサミを利用する時は、くれぐれも怪我などないように注意して利用するようにしてくださいね。

ちなみに、ハサミの切れ味は、美容室選びにも参考にしてもらえればと思います。切れ味の悪そうなハサミでカットしていたり、カミソリタイプでカットしているお店は避けた方が良い場合も多いかもしれません。

カミソリタイプを敢えて使っている人も多いですが、上手な人でないと髪にはダメージになるだけなんです。ですがこれは私たち素人から見ても分からないですよね。もちろん、本当に上手に利用している、まさにプロという方も多くいます。切れ味の悪いハサミを使っている店は、問答無用で避けてOKでしょう。

お風呂後の髪は『乾かすVS乾かさない』ダメージが少ないのは?

お風呂あがり、髪は乾かしますか?自然乾燥にお任せですか?

ドライヤーは髪を傷める原因になると言いますよね。私も母にそう教わって、自然乾燥派な子供でした。髪を乾かすだけでも時間がかかるもので、毎日のことなので電気代も気になるし、何より面倒。髪を傷める傷めない以前に、やる気にならないという人も多いのでは?自然に乾かした方が髪にも良さそうに感じますしね。

ですが、自然乾燥こそ、髪を傷める原因になるんです。何もしないことが傷める原因なんて不思議ですが、絶対に乾かすことをオススメします。それも自然乾燥ではなく、1秒でも早く乾かすことを心がける為にも、ドライヤーを使用することは必須なんです。

髪を洗うと、イヤでも必ず水で髪が濡れます。私はロングヘアーなのですが、バスタオルで髪を包んで、きつく髪を絞るように水気を切っても、ポタポタポタポタ水滴が落ちてきます。ちなみに、このタオルドライはダメですよ!髪を雑巾のように絞っても、そんなことでは髪の水は切れないという説明がしたかっただけですからね。

さて、なぜ濡れたままの髪がダメなのかということですが、目には見て分からないですが、髪は水で濡れると少し膨らみます。『ふやける』という表現が合うかもしれませんね。怪我をした時のカサブタを想像してみてください。怪我を保護するカサブタは、普段はガチガチに固まっていますが、お風呂に入るとフニャフニャに柔らかくなりますね。

カサブタが柔らかい状態の時、爪で捲ろうとすれば捲れますし、何かの拍子に強く引っ掛けたり、擦れることがあれば、剥がれてしまうこともあります。そうなると、せっかく治りかけていた怪我も、もう1度カサブタを作ってやり直しです。

髪の場合、カサブタがキューティクルです。水で濡れている状態では、キューティクルが剥がれやすい状態になっているのです。リンスやトリートメントで、キューティクルを髪にピタッとひっつけ、傷みを保護し、美髪に近づけたところなのですが、濡れたままの髪は、せっかくひっついているキューティクルを剥がしやすくしている為、リンスやトリートメントの効果を無駄にしてしまうのです。

濡れたままの髪をタオルだけでゴシゴシ拭いたり、髪を絞ったりすると、髪同士やタオルと摩擦され、キューティクルを剥がしてしまいます。タオルドライは軽く水気を取る程度にし、後はドライヤーを使用することで、最低限の摩擦で済ませることができます。髪の長い人なら、ソファーに座った時、背もたれや洋服でも摩擦してしまいますよ!

キューティクルが剥がれやすくなっている状態を長く保つほど、美髪は遠のいてしまいます。摩擦し、剥がれた状態で自然乾燥しても、パサパサな髪になってしまうだけですし、元に戻すことはできなくなってしまいます。

また、綺麗に洗い流しているつもりであっても、頭皮の毛穴にシャンプーやリンスなどが残っている可能性も高いです。濡れている時間が長くなる程、雑菌を増やす原因にもなりますので、キューティクルの為にも、雑菌を増やさない為にも、1秒でも早くドライヤーで乾かすべきなんです。

確かにドライヤーの熱も髪を傷める原因になります。なので、ドライヤーをする時には、洗い流さないトリートメントや髪専用(ドライヤー用)のオイルなどを使い、傷まないように保護しながら乾かすと良いですよ。これらの保護剤は、髪を保護するのはもちろん、まとまりの良い髪に仕上げてくれたり、美髪のお手伝いもしてくれるので一石二鳥です。

「朝シャンは髪に悪い」という噂は嘘!朝シャン時の注意点

あなたは『朝シャン派』『夜シャン派』のどちらでしょうか?

仕事が遅い人ほど、早く寝たい思いも強いですよね。面倒になって「もう朝でいいや!」って寝てしまう人もいるでしょう。逆にお風呂でスッキリしないと眠れないという人も多いかと思います。「夜も朝も入る」という人もいるかもしれませんね。

さて、朝と夜…、どちらが美髪には最適なのでしょうか?よく聞きません?「朝風呂はダメ!」「朝シャンはダメ!」と。これは本当なのでしょうか?

結論から言うと、別にどっちでもいいです。どちらかと言えば、夜の方が良いです。でも、注意していれば朝でも良いです。もしかすれば、朝も夜もというのが1番ダメかもしれません。では、解説していきます。

まず、朝シャンがダメという理由ですが、朝と言えばバタバタと慌ただしいですよね。夜にお風呂に入っていれば、朝のお風呂は我慢という選択もありますが、夜に入らずに寝てしまったとすれば、朝は遅刻寸前でもシャワーだけでもサッサと入ってしまいたいものです。

この慌ただしいという状況が、美髪には最悪なんですね。だって、丁寧に洗えませんから。ゴシゴシ慌てて洗い、適当に洗い流すのが限界の朝は、頭皮を傷めるだけですね。ただ、それだけです。髪に関しては。ちなみに「朝シャンはハゲる」という噂も、慌てて適当になることから、毛穴が詰まってしまい、健康な髪が生えにくくなるということであり、迷信だと思います。

他にも朝は血圧が低いなどもあり、その状態でお風呂に入るのは危険という考えもあります。また、寝ている間は汗を大量にかきます。その状態でお風呂に入ると、脱水症状になる恐れもあります。

ということは、朝にゆっくり時間を作れば、何も問題がないということでもあります。朝ごはんをゆっくり食べて、お風呂に30分は時間を取れるというくらい余裕があれば、朝シャンでも大丈夫です。起きてから外出まで、2時間くらいの余裕は欲しいところですね。

夜の方が良いという理由としては、髪は寝ている間に成長します。汚れている状態では、髪は成長しません。髪がキレイに見えていても、頭皮は皮脂や汚れが詰まっているかもしれません。それでは美髪は育ちませんね。

できるだけ夜に入ることをオススメします。どうしても朝でなければ辛いという人でも、たくさん汗をかいたり、頭皮や髪がベタついている時は、できるだけ夜にキレイにして寝るように心がけてみてください。そして、朝にお風呂に入る場合は、絶対にゆっくり時間がとれるように早起きを徹底してくださいね。

朝も夜もという人はちょっと控えてみた方がよいかもしれませんね。髪や頭皮をキレイに保つのは素晴らしいことなのですが、洗い過ぎもよくありません。適度な脂は必要であり、お肌と同じですね。洗いすぎると必要な皮脂もなくなり、乾燥の原因になってしまうこともあります。

スッキリした状態で寝たいですし、寝汗も気になるので朝は朝でという気持ちも分かりますが、両方入る場合は、汚れが気になる時以外は、朝か夜のどちらかのシャンプーを控えるようにした方が良いでしょう。

美髪を目指すなら、朝にしても夜にしても、ゆっくり時間を取って髪を丁寧に洗うことが大切です。更に朝は、寝起きのお風呂は危険もあるので、起きてからお風呂に入るまでの時間も必要です。ライフスタイルに合わせるのがベストですが、少々眠いのは我慢して、夜にお風呂にしてしまった方が、朝は楽かもしれませんね。

意外な注意点!洗髪以外でお風呂で注意したいこと

美髪を目指すなら、お風呂の時間、どこを気にすればいいと思いますか?やっぱり髪を洗う時ですよね。

髪に合ったシャンプーなどを使い、正しく丁寧に洗うことで美髪を目指せるのですが、実は洗髪時以外に意外な落とし穴があったんです!

髪を洗う時に気を付けるのはもちろんなのですが、『髪を洗う時以外』の方が重要だったりします。

私が小学生の頃、おじいちゃんの家のお風呂に入る機会がありました。おばあちゃんは先に亡くなり、1人暮らしをしていたおじいちゃん。ほぼ無毛だったのもあり、シャンプーなんぞに気を使う男ではありませんでした。

ですが、一応、『シャンプー』とデカデカとマジックで書かれたボトルは置いてあり、そりゃ疑うことなく使いますよね。子供でしたし。そこで事件は発生しました!

ビックリするくらいに髪がギッシギシになったのです。当時の私は染めることもなく、産まれたままのキレイな子供らしい髪をしていたので、シャンプーでギシギシするなんて体験はしたことがありませんでしたので、そりゃもうパニックです。おじいちゃんはリンスなどしない人なので、大変なんて言葉じゃ足りないくらいに大変でした。

「一体どんなシャンプーを使ってるんだ!」とストック好きなおじいちゃんだったので、絶対にまだ詰め替えがあると思い、探してみると…発見したのはボディーソープの袋の数々。お風呂には石鹸はあったものの、ボディーソープなんてありません。『泡立つ液体=シャンプー』という謎の方式ですね(笑)

ボディーソープで髪を洗うと最悪です!なんなら1回洗ってみるといいですよ。2度としないと誓うでしょう。「そんなのしないよ!」なんて思っている人もいるかもしれませんが、ボディーソープで体を洗っている時、髪に付いてませんか?これも同じくダメなんですよ!

実は、シャンプーもボディーソープも、同じ原料で作られています。基本的な洗浄能力は同じなんです。「だったら髪につくくらい大丈夫でしょ!」と思いますよね。いや、ダメなんです。

シャンプーには髪を守る成分が含まれています。ボディーソープには髪を守る成分など全く含まれていないので、キューティクルを超攻撃してしまい、ギシギシにしてしまうのです。ギシギシになるということは、濡れた髪同士のキシみ合いになり、更にキューティクルがボロボロになるということです。美髪を遠のけてしまっていますね。

また、湯船に浸かる時も要注意!お風呂だから仕方ないことでもあるのですが、髪は濡れている状態での摩擦に弱いです。入浴剤や温泉などは特に注意が必要で、成分によっては髪にダメージを与えてしまいます。

髪を洗う時以外、体を洗う時や洗顔・湯船に浸かる時には、髪を束ねておきましょう。と言っても、ヘアゴムでキツく束ねてしまっては傷めてしまいます。どうしてもヘアゴムしかない場合は、極力緩めに束ねるようにしましょう。大きめのバンスクリップがオススメです。ゆるく髪を束ねて、大きめのバンスクリップでゆったりと止めておきましょう。

どうしてもボディーソープなどが髪に付いてしまった場合は、しっかり洗い流し、トリートメントなどで保護してあげましょうね。

誰もが行う最低限の髪のケアと言えば『洗髪』

みなさん、毎日、お風呂は入りますか?ほとんどの人が「入る」と答えるでしょう。お風呂と言えば、そう!『洗髪』です!毎日は入らない、毎日は洗髪しないという人もいるかもしれませんが、少なくとも2・3日に1度は洗髪をすることになると思います。

「髪のケアなんて何もしてないぜ!」という人であっても、確実に無意識に行っているのが洗髪なんですね。ただ洗うだけかもしれませんが、この洗髪のやり方だけでも、美髪になるかどうかに分かれる重要な部分でもあるんです。

まずはシャンプー。ボトルから手に出して、ダイレクトに頭にドンっと置いた瞬間、掻き毟るかのように必死に激しく洗うオジサンの姿が、なぜか今、頭に浮かんでいる私ですが…。幼い頃、父に連れて行ってもらっていた先頭でよく見た光景です。「そんな洗わんでも(笑)」と子供ながらに見てた洗髪風景…。これ、もちろんダメです。

そう言えば、母もそうだった。お転婆娘だった私は、よく両手を負傷しており、母に髪を洗ってもらっていました。ゴシゴシと痛いほどに、洗っていただいているというよりも、無理矢理に洗われているという表現がピッタリな洗髪でした。いいですか?洗髪に必死さや痛みは必要ありません!

まず、シャンプーをつける前に、お湯で1分ほどかけて、ゆっくりと流し洗いをしましょう。髪をしっかり濡らすことで、後のシャンプーがやりやすくなりますし、お湯だけでも表面の汚れは落ちてくれます。よく2度シャンプーする人がいますが、この事前洗いをすることで、シャンプーは1度で済むと思います。お風呂前に髪をクシでといておくと、この時点で埃なども取れ、更に良いですよ。

充分に髪を濡らしたら、シャンプーの出番です。充分に濡れている状態であれば、セミロングの人でも1プッシュ分くらいのシャンプーで充分なハズです。ドバドバ使ってしまいがちですが、量が大けりゃ汚れも落ちる!というわけでもないので、全体が泡立つ程度でOKですよ。

まず、頭に付ける前に、シャンプーを完全に泡にしてしまいましょう!泡で出るシャンプーボトルも良いですが、水で薄めた状態で何日も使うのは衛生的に気になりますし、毎回ボトルを洗って乾かしてを繰り返すのも面倒なので、洗顔用ネットがオススメです。シャンプー用にもう1つ用意しましょう。もちろん、手の平で泡立ててもOKです。

この泡で、優しく髪全体を包み込むようにし、泡を全体に馴染ませます。そして、頭皮を爪が立たないように、指の腹でマッサージするように洗います。余程のロングヘアーじゃなければ、頭皮を洗うだけで、自然に髪も洗えているんです。髪自体はさーっと馴染ませるように洗うだけでOKです。

シャンプーは髪よりも頭皮を洗うと思ってください。なので、シャンプーの原液のままだと毛穴に詰まってしまったり、洗い流しても流しきれていなかったりしてしまいます。頭皮がダメになると、良い髪も生えてきませんし、頭皮が詰まるとベタベタ髪の原因にもなってしまうので、泡で洗うようにしてみてくださいね。

洗い流すのは、洗髪時間よりも多く!たっぷりと洗い流してください。「もう大丈夫だろう」と思ったら、そこからプラス1分。慣れるまでは面倒ですが、これが結構重要なので、洗うよりも流す方を重要視して洗髪すると良いでしょう。頭皮にシャンプーを残さない!これが鉄則です。

高いお金を払っても、1度傷んだ髪は美容室でも戻らない!

『美髪』と言えば、シャンプーやスタイリング剤などのCMの女優さんやモデルさんの髪を思い浮かべませんか?あんな髪になれたら…女としての自信もつきそうなものですよね。

「A社のシャンプーのCMをしている女優さんは、A社のシャンプーを使っているから美髪なんだ。」「B社のシャンプーのCMをしているモデルさんは、B社のシャンプーを使っているから美髪なんだ。」

そんな単純な意見をお持ちの方は実に少ないでしょう。ぶっちゃけ、「そのシャンプー使ってないでしょ!」って思っている方が大半だと思います。リアルは分かりませんが、使っていないのではないかと、私も思っています。あれほど売れている方々が、数百円で買えるシャンプーを使うとも考えにくいですしね。

では、どうしてCMに出ている女性は、あれほどの美髪なのでしょうか?私が思うには…『超綺麗にスタイリングした瞬間に撮影している』『修正加工している』『元々、美髪の人を選んでいる』の3つだと思います。

まず1つ目。私たちだって、鏡の前でスタイリングした直後は、結構綺麗な髪じゃありませんか?私がそうなのですが、ストレートアイロンをした直後は、真っ直ぐにツルツルなストレートなんですが…、お出かけしてアイロンしたことなど忘れた頃には、アイロンをしたことを信用できないレベルになっています(笑)何度もお直しする撮影ですし、直後の美髪の瞬間だけ写っているんでしょうね。

2つ目は、ここんとこよく話題になってますが、芸能人様の写真修正。「ライブで生で見るのと、CDや雑誌の写真が別人!」なんて言われていますよね。この修正加工なのですが、動画でも可能です。TVを見ていたら、ゲストの女優さんがボヤけていたり、背景が歪んでいることも結構多いんですよね…。つまり!CMも修正可能でしょう!

そして3つ目。元々、美髪の方を選べば…よくないですか?シャンプーの効果を宣伝しているように見えるCMですが、まぁCM前から綺麗な髪してTV出てる人ばかりですよね。というより、CM撮影の何か月も前から「CMの為に当社のシャンプーを使い続けてください!」なんてしてるとも思えない…。 元々でしょうね。

この【元々】という言葉に注目して欲しいんです。芸能人なんだから、高いシャンプー使ってるだろうし、月に何度も美容室にも行くだろうし、スタイリストやらなんやらと、美容のプロが常に傍でやってくれる。だからでしょ!という意見も多いかと思いますが、そうじゃないんですよ。

芸能人のような、髪に果てしなくお金をかけられるであろう人であっても、何度も髪色を変えたり、金髪や明るい髪に染めまくっている人って、CMに起用されていないでしょ?(髪の質アピールより、パッケージやイメージをアピールする場合を除いてですが。)黒髪の人や、髪をあまりいじっていないような落ち着いている人が起用されてますよね。

つまり、『髪にどれだけお金をかけても、美髪にはなれない』というのが結論です。1度傷んだ髪は、どんなにケアをしても、どんなにお金をかけても、何をしても、元に戻ることはないんです。あのCMに出ている女性たちは、修正加工がないとすれば、元々の美髪の人ということですね。つまり、髪を傷ませていない人ということです。

美髪を目指すには、今の髪を元に戻すのは無理なんですよ。美容室の高いトリートメントだって、髪を修正しているわけではないんです。今の髪を修正ではなく『補正』しつつ、これから生えてくる髪をしっかり育て、美髪を目指すことから始めましょう。

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